ストレス最高値

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精神的な疲れは1日遅れでこたえますね。
親戚が一人来て、家族全員で3日間温泉を泊まり歩いたのですが、頭がもとのペースに戻るのに苦労しています。
平素から色々事情があって極限状態でかろうじて持ちこたえていた精神バランスが乱されるとダメージ大きいです。いやー、自殺する人の心境が少し理解できるほど。

人はどういう風にして「きれる」のか、自分がそうなりかけて初めて気づいたのですが、「きれる」のは攻撃ではなく「自衛」の行動なのでは、と思います。今の子供たち(ばかりではありませんが)を取り巻く環境はあまりにも無理解に満ちていて、心が常にトゲにつつかれている状態にあるのでは。例えば「しっかり勉強していい点とりなさい」と言いつつ「夜更かししないで早く寝なさい」と言う。勉強することと早寝することは相反するのに、この2つの指令を同時に発すると子供の頭の回路がショートしてしまう。勿論親心としてはどちらも本音だし、子供のためを思ってのことなのでしょう。子供としても親の言うことを全部聞かねば、という気持ちがあるからこそ、その矛盾をどう処理していいか分からなくなる。
相反することの同時処理以外でも、例えば既に能力の限界ぎりぎりになっているにもかかわらず、次から次へと要求を出されるとか、イヤでイヤでたまらないのに顔にも態度にも出せずにまいっていることに気づいてもらえず無遠慮な対応をされ続けるとか。
適当にわがままな人間ならうまく立ち回れるのでしょうが、まじめな人間はこの相反の狭間ににっちもさっちも動きがとれなくなるのですよね。そしてどうしたらいいのか判断しかねた脳がパニックに陥り、全ての選択肢に対して猛烈な拒絶を表す……こういう理由で「きれる」ケースも少なくないのではないか、と思います。

子供の時から「情緒の安定」には定評があった私ですが、この頃自分の精神の崩壊をちょっと真剣に危惧するようになりました。
なんでこんなに暗いこと書いているんだろう、と思ったら、いつも隣にあるお絵かき用のパソコンを温泉から帰ってまだ起動していない。もう連続6日も絵筆を握ってない。あー、猫絵を描いていることで救われているんだなー、とつくづく感じます。

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このページは、mojuniが2007年1月31日 14:31に書いたブログ記事です。

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