毎年種を撒いてもいないのですが庭の至る所に青ジソが群生し、お刺身やら素麺やらには無農薬で思う存分食べられるのがささやかな自慢だった我が家なのに、今年はそう言えば一本もシソの顔を見ていません。例年ならもうとっくにかなりの背丈に成長していなければならないのに。
で、ついに捜索に出てみると...いつもシソのテリトリーだった場所には一本も無し。今年は雨が少なかったので、シソの赤ちゃんが顔を出しても育たなかったのだろうと思います。ならば種を撒いて育てているクローバーの周りはどうだろう、毎日水をやってるんだから、と探して見ると、おお、ありました。やっとのことで5,6本、まだ小さい苗がクローバーのおこぼれをもらって必死で生きていました。
水のかかりにくい端のところのもの3本を抜いて、必ず水を絶やすことのないセロームの鉢で暫く養生させることに。犬に踏まれてもいけないし。鉢に引っ越しさせて水をたっぷりかけて、暫くしてから見てみたら植え替えたシソちゃんたちは元気溌剌になっていました。これで今年もおいしいお刺身が食べられる♪
(その実、半額のマグロの刺身を見かける度に買って来たところで、シェフがせっせと猫にやってしまうのです。たまに人間用にと準備しても、目ざとく見つけられて、テーブルに飛び上がりニャーニャー鳴いて箸の上げ下げを熱い目線で見られるので食べた気がしません。)
なのでシソの主たる用途はお刺身ではなくシェフ手作りの我が家自慢の巻き寿司です。
久しぶりの今日の雨、他のどこかでもっとシソが育ってくれますように。
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