大きくなったドングリ

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雨の朝にはたくさん落ちるという法則を発見。今朝も大きいのがたくさん落ちていました。最初の頃と比べると粒もまるまるとしてずっしり重い、誰かさん似のがいっぱい。熊に送るなんて大見得切ったけど、こんな痩せドングリがほんの少しじゃカッコつかないと心配したのですが、これなら何とかお役に立ちそうです。冬眠する前ということで今月中頃までに送らないといけないということでしたが、ドングリ撒きの期間を延長されるそうです。まだまだ間に合います。

木を見上げるとまだまだ大きい粒がついてますからあと4、5日は粘って拾います。今からでも拾って送ろうという方は、送り先一覧を熊森協会でご確認下さい。

「くまもりNews」 http://kumamori.org/news/blog/2010/10/19/about_animals/856/

 合わせて「ドングリ集めの注意点」もご一読下さいね。 http://kumamori.org/infomations/doubguriatumechuui/

 

 うちの中庭のウバメガシの木、3、4本しかないのですが、結構たくさん実りました。ドングリを拾うってとっても楽しい!!普段土いじりとか草抜きとか全然しない私、指先が落ち葉の中のドングリに触れる度に体内の嫌な電気がアースされて、ぐんぐんすっきりと元気になっていく感じがします。情けは人のためならず。腰をかがめて庭木の間を分け入るのもかなりの運動になり、汗がにじみます。

黒っぽい落ち葉の中の緑鮮やかな落ちたばかりのドングリはまるで宝石。いつまでも見とれてしまう美しさで芸術の秋も堪能できます。皆さんも是非どうぞ~

コメント(5)

初めまして
昨今の熊と人との問題は、お互いにとって不幸なことだと
どちらにとってもよい選択肢を見つけることができればと思います
しかし、世の中良かれと思ってやったことが意外と裏目にでたりすることがあります
熊さんを大切にすることは素敵なことだと思いますが、正しい知識の元に熊さんに
接しなければ熊さんが苦しい思いをすることになります。
もしよろしければ、お手間をかけることになりますが以下のURLにあるPDFファイルに収納された「ドングリ散布における問題点」を目を通していただけると幸いです
熊さんを助けるためには正しい知識が必要なのです
どうかよろしくお願い致します
その上で、再びドングリを散布したほうがよいのか、やめたほうがよいのか考えてください

「ドングリ散布における問題点」pdf
http://www.nature.museum.city.fukui.fukui.jp/shuppan/kenpou/51/51-57-62.pdf

また、こちらの熊さんのことに関してスペシャリストと呼べる
日本ツキノワグマ研究所さんとピッキオさんのホームページのアドレスを記載しておきます
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/
ピッキオ
http://picchio.co.jp/sp/

問題があるのはこの運動を率先している団体そのものです。
この「クマにドングリを」と呼びかけている団体は、熊の生息地域が悪化していて、絶滅の危険があると主張していますが「ドングリ運動」の急先鋒的な団体、日本熊森協会ではドングリは蒔くけど、蒔いた後、熊が食べてるのか、それによる影響はあるのか、等の学術的調査は全く行っていないらしく、その事を指摘しているブログもあります。

http://blog.goo.ne.jp/micropterusandsalmo/e/a87b34b29ae6b0e776cce382035194fa

他にも熊による被害が出たりした時や、外来生物に対しての見解等で、あまりにも見当外れも甚だしい発言で顰蹙かったりもしています。

ドングリを森へ届けたいとお考えであるなら
以下のURLにあるホームページをご参考にして頂けると嬉しく思います
日本熊森協会さんのような派手さはありませんが
きちんと生態保護のためのデータを取りつつ地道に熱心に活動をされておられる団体です

知床・どんぐりの里親プロジェクト
http://www14.ocn.ne.jp/~siretoko/donnguri/donnguri.html

ドングリが散布された場合、現地の森の植生が変化し、結果的に森林破壊に繋がり熊さんだけでなく森林全体の生命をおびやかすことにもなります
また、熊さんのために巻いたドングリが熊さんよりも圧倒的に数が多い鹿さんに先に食べられてしまい、熊さんが飢えて鹿さんが繁殖し森が今年よりもさらに荒れてまた熊さんが飢えてと悪循環におちいる危険性は無視できない状況です

突然の書き込みと長文失礼致しました

Mさん
貴重なご意見ありがとうございます。
単純に飢え死にする熊にドングリを送ってやりたい、という「善意」だけではすまない難しい問題とそれに関する賛否両論がある、ということは、ざっと調べて知っていました。
非常に真剣なご意見を、とても自制を持って投稿して頂き、誠に恐縮です。

自然界において少数のちっぽけな人間の「善意」、それも往々にして単なる自己満足でしかあり得ないものにどれだけの意味があるのか...と考えると結局何もしないのが一番、という結論になってしまいます。

自然保護ではありませんが、将棋名人の加藤九段さんの場合のように捨て猫へのエサやりだって法律だの人権だのと大騒ぎになってしまう現実があり...一体普通の一個人が生き物を大切に思う気持ちはどう位置づければいいのか、今の日本社会では法律や常識以下の、アングラ的なものでしかないのか、と暗澹たる気持ちになります。

しかし、人間一人一人も自然の生んだ存在であり、天から与えられた使命があるはずで、心からそうしたくてやらずにはいられないことにはそれなりの意味がある、と信じます。

法律は言うに及ばず、学術研究だって誤謬のないものはあり得ず、その意味で一人の人間の信念と全く対等の価値基準だと思います。天に対して恥じるところが一点もないか、それが私の判断基準です。

自然界についての研究は全く門外漢なのですが、ドングリの外来種の問題については、私なりの判断で南の種を北に移動させる(私の場合)ことは、これからの温暖化と矛盾しないことなのでこれはOKかなと考えています。反対の場合は発芽しないか自然に淘汰されるのではないでしょうか。どんな植物であれ、気候風土に適合し国土を緑で覆って生き物を育んでくれるならそれでいいのではないでしょうか。

鼠や鹿が先に食べてしまうという問題ですが、集まった全部のドングリにしてもどのみち確かに気休めでしかない量で、熊より寿命の短い動物が仮に一時的に増えても影響は抑えられるのでは?鼠が増えれば猛禽類などの天敵も増えるでしょうし。数年のスパンで結果として害獣のみが増えたという事実が目に見えれば自然と活動も変わって行くでしょう。

自分なりに精一杯考えて書きました。
自然保護という目標が同じであれば、仮に少々脇道にそれる活動があったとしても長い目でみれば方向を誤らずに進んで行くことができると思います。

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このページは、mojuniが2010年11月 7日 12:32に書いたブログ記事です。

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