よりによってこんな悪天候になろうとは、ホテル予約した35℃くらいあった灼熱の季節に誰が想像できたでしょうか。
当地と目的地周辺は大丈夫なのですが、道中高い山脈を越えなければなりません。その標高最高地点付近の温泉に問い合わせたら、何と積雪30㎝!!車は殆ど走っていないとのこと。ライブカメラの映像を見て震え上がりました~。
わざわざスタッドレス買ったしオートソックも持っているのですが、あくまでもそれは思いも寄らぬ積雪や凍結への用心のため、最初からこんな状態だと分かっていて冒険するためではありません。
雪国の方ならどうってことないのかも知れませんが、積雪なんて年に一度あるかないかという地方で生まれ育った私なので猫たちのためにもここは中止する勇気を持ちました。
で、明日へ順延。でも今夜もぐっと気温が下がっているし、雪が完全に解けてなければ却ってアイスバーンになってるかなぁ。
今年のお正月もオートソックのお蔭で生還できたのです。もう年末年始の温泉は絶対近場に限ります。
予定外の時間が出来た大晦日、シェフは突然一念発起して懸案だった近所の弘法大師堂の手水の柄杓台を設置、それから暗くなるまで普段吹きっさらしで寝ている犬たちのために古畳や合板や発泡スチロールで風の入らない大きな犬小屋を建築。中に古毛布を敷いて入ってみたら何と暖かいこと。猫屋敷の部屋よりよっぽど暖かい!!ベッドの私の寝るスペースはいつも3、4匹の猫たちに占領されているので、いっそこの中で犬と一緒に寝てもいいかな、と思うくらい快適な空間が出来ました。
さて明日命を預けるハマ吉号に手作りの注連飾りをつけました。毎年年賀状ハガキと庭のナンテンや松や竹をあしらって手作りしています。選んだ図柄はミッチーがモデルの猫とウサギのもの。ミッチー、もし生きていたならこの寒さの中決して置き去りにして温泉なんか行けなかったと思います。連れて行ってホテルに頼み込んでどこか物置の中でも置いてもらうということも考えていましたが...
今年は軒下に飾る注連縄も手作りしました。一番安い縄のような縄(そのもの!!)にやはり松や竹、ナンテンの実や葉を挟んで輪にしたもの。ホントは勝手口とか犬小屋に飾るものなのですが、猫屋敷の玄関に吊しました。我が家にはそれがちょうどいい。
シェフがそれを甚く気に入ってベタ褒め。気をよくした私は引越先で毎年イラスト付きのものを作って道端で無人販売しようかな、と思いました。お楽しみに~。
あと3時間ほどで今年も終わり。
皆様、本当によいお年を。