賢く優しい美人黒猫マリちゃんもすっかり娘さんになり、目にしただけで少なくとも一回発情していました。ブログを繰って調べたら保護したのは去年の6月27日(こういう時ブログってとても役立ちますね。検索も出来るし)、その時すでに生後2、3ヶ月だから本当は去年の内に手術してもよかったくらいなのですが、体格が余りにも小さいし可哀想だと延ばし延ばしになっていて、今月初めに病院に予約いれたら昨日までずっと詰まっていたのです。
捨て猫野良猫なら3割引して頂ける病院。助かります。
毎回毎回「ごめんね、○○ちゃんだけを育てるので精一杯、○○ちゃんの子供たち、次の子供たち、そのまた子供たちまで育てる力はママにはないの」と女の子たちに謝って連れて行くのです。
帰って来たら「ごめんね。知らなかったのは○○ちゃんだけ。他のお兄ちゃんお姉ちゃんたちもみんな手術したのよ」と言って謝ります。
マリちゃんは夕方病院から連れて帰り、家に入れる前に庭に下ろしてやると大をしました。前の晩からトイレを使ってないので溜まっているのは小だと思っていたのですが大の方。直後から痛みが増幅したようで家に入ってからずっとうなりっぱなし。耳や背骨のツボを押さえてやろうとすると「カーッ」と怒り爆発。いざりながら私から遠ざかって行きます。今までたった一匹、野良のオス猫が術後撫でてやろうとした私の指に咬みついたことがありましたが、飼い猫たちはみんな悪さをしたのは医者で私が助けに来てくれたと思って、私に怒りをぶつけることはなかったのに、賢すぎるマリちゃんはきっと私が真の加害者だと分かったんだ、と思うと辛かったです。
それからマリちゃんは母屋の人間のベッドの上で眠り(VIP待遇)、私も添い寝しました。一晩中、水も食事もトイレにも起きず、かけてやった私のダウンコートの下で身動きもせず鳴き声もたてず。目が覚めて「生きてる?」かと心配して目をやるとコートから出て座っていたので一安心。ご飯も少し食べたので庭へ抱いていったけどトイレはせず。私への怒りは収まったと見えやっとゴロゴロ言ってくれました。
こんな悲しいことをほぼ毎年のように繰り返さなくてはならない私。費用だって痛い。捨て猫していった奴らは考えてみたこと、勿論ないよね。精神的経済的に多大な被害を受けています。見つけたら訴えてやる!!
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