一忙去ってまた一忙、毎日ぶっ倒れる忙しさです。
秋晴れが続き猫たちの散歩は欠かせないし、いや、心を鬼にして隔離部屋に閉じ込めておいても別に何の支障もないのですが、
この爽やかな日差しと風を病気の猫たちに当ててやらずに自分だけが享受するなんて罪悪感。
一昨日の夜、ついに母屋でぶっ倒れ寝して明け方目が覚め、玄関を一歩出たところで、目に飛び込んできた月と星の美しさに一瞬息を呑みました。
調べて見たら有明の月という名のある月でした。もっとも有明月はこの日だけじゃなく数日あるんですね。
まだとても暗い東の空に皓々と照り輝いて、左にはかなり目立つ数個の星、右側にはオリオン、そのもっと右にはスバル。
丁度シェフも起きて来て猫屋敷の横で出会ったので、「空がきれいよ」と言って振り向かせると
「あ、ホントや、どうして?」
どうしてって聞かれても...
猫屋敷の玄関も東向きだから、出たらすぐ目に入るんですが、全然空なんて見上げないんですね。
信じられん。
美しいものを見つける、或いは見るもの全てを美しいと思えるのが元気で長生きの秘訣だとか。
わたしゃ幸いその才能は溢れているので、ゴミ屋敷でも平気~。
それからほんの10分くらいで、たった今まで真っ暗だった夜空は突然朝焼けの空に。
秋の日はつるべ落とし、と全く反対の現象。
秋って暮れるのも明けるのも速い!?
ん十年生きてきて初めて垣間見た宇宙の謎でした。
ところで、その一昨日の夜、ひょっとしたらもう1日前からだったか、猫の館の周りでやたらギャオギャオうるさい声がしていて
てっきり前から来てる常連の子と思って、近所迷惑だなあと思っていたら、何と新顔。
鈴のついた首輪をしている若いオスのキジ猫。
捨てられた...
近づくと逃げる子でしたがチビトラやカラと段々仲良くなりかけて、夕べ猫缶を持って行くと遂に食べに来ました。
頭や背中を撫で撫でしながら首を掴み、脇から抱いて捕獲。
ちょっとジタバタしましたが引っ掻いたり咬みついたりはせず、さすが飼い猫。
猫屋敷2階にちょうどケージが設置してあるのでその中へ入れました。
これからウイルス検査へ連れて行かねば。
忙しいのに。
とほほ...
DVD編集も手直しが入ってそれも今日中に仕上げないと。
イラスト描きたいのにっ