生還の記

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夕べからやっと頭がほぼ正常に戻って来ました。
何ヶ月も持ち回っていたややこしい仕事をベッドに座って何とかやり終え、さあ、いよいよ花咲く春を迎える気分。
今日は猫友日めくりカレンダーの募集開始日、新しい事を始めるには持って来いの日かも。
今日の猫ちゃん、可愛いですね。カラにそっくりだけど、もなちゃんというと女の子かな。

さて、今はもう全て順調に行き、何事もなかったように元通りに戻っていますのでご心配は無用ですが、
実は先月、私のこれまでの人生最大の大事件が起こっていました。

シェフがまさかの脳の手術で入院、頭蓋骨に穴開けてチューブ差し込むというエライ騒ぎだったのです。
病名は硬膜下血腫。

前に私自身が物干し竿の直撃を額に受けて、もしかしてそれになるんじゃないかと、脳外科を受診、事前にどんなに検査しても防ぎようもなく、なるかならないか、なって見ないと分からんといわれた、こわーいアレ。
まさかシェフの頭にそれが進行していたとは、夢にも思いませんでした。

事の始まりは恐らく2ヶ月くらい前、膝痛を抱えるシェフがその頃から割と良く転ぶようになっていました。
去年12月、引越し先で朝ずっこけた時、胸を強打したのですが、顔も少し打っていたので、恐らくその時が原因だったのかも。
必ずしも頭を打たなくても、衝撃が伝われば起こりうるそうです。

それから2ヶ月、その後も何度か転んでいましたが、日頃筋トレを勧めてもなかなかやらないシェフ、いよいよ足の筋肉が弱ったなあと心配していたのですが、
その実それは脳から来ていたのです。

12月初めに最初の転倒があって、1月の終わりには今にして思えばその時異常に気付くべきであった事件が起こりました。
家族でいったスパで、約束の時間にシェフがまだ出て来ない、待っているところへ従業員さんが来て、「ご主人がちょっと気分悪くなられて、、、、湯舟に沈んでて、、、暫く立てなくて、、、今は元気になって体洗っておられます。」
ええーーー、エライこっちゃー、と思ったけど、シェフは随分時間経って普通に出て来て、曰く、
「ワザと頭まで沈めて浸かってただけなのに、周りの人が引っ張り上げてくれた」
ええーー、なんじゃそりゃ。人騒がせなー、という事で、
本人のいう事を真に受けてしまったのでした。
ただ、引っ張ってくれてるのに立ち上がれなかった、のぼせてたのかなー、と言うのが重大なポイントでしたが、現場を見てない悲しさ、そしてシェフの様子が普通だったので、
何も疑わず。

それから2月の初め、また引越し先へ行ったのですが、この頃から急速に様子がおかしくなりました。
本人の主訴はとにかく膝が痛くて歩けない、ということ。
車への乗り降りから移動全てにわたり私が肩を貸さねばならない状態になったのです。

続く。

コメント(6)

え@@ そんな大変なことが起こってたんですか@@・・・
主人のお父さんが 車運転してて 中央線に寄ったりフラフラ運転だったり・・・から 脳の病気だとわかったんですが・・・
膝が痛いのが 脳から来るとは・・・
今はどんな感じなのでしょう・・・続きが気になります^^;;

猫カレ 無事申し込めましたか? 私はロンの希望日が すでに埋まってて取れなかった><

こんばんは。
ほんとに……大変な……
元通りに治られたとのこと、何よりです。
病気そのものは、ご本人も大変ですが
手術って(あくまで自分の経験からですが……)
本人は意識がないので、周りの人のほうが大変な気がします。
もちろん、シェフさまも闘っていらしたわけですが。

寒くてつらい2月が終わり、優しい3月になりますように。
美味しいご飯、たくさん食べて、mojuniさんの風邪も早く
治りますように。

局所麻酔ですか……驚愕です……
シェフさまの精神力にも感服です。

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このページは、mojuniが2014年3月 4日 02:43に書いたブログ記事です。

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