伊予灘地震の顛末

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2014/3/14 2:06の伊予灘地震、うちの市は何とたったの震度3だったそうですが、ぐらぐらぐらと横揺れがかなりしつこく続き、腰が抜けましたよー。
思えば地震の少ない地方にしか住んだことないので。
過去経験した最大震度は4、 2001年の芸予地震で当地は5弱だったと今調べて知りました。
手抜き建築の鉄筋2階建ての猫の館、劣化してるひさし部分から20cm程のコンクリートの塊が通路に落ちていました。
阪神大震災の時も大阪は震度4だったらいし。
(でも、これ正しいのかなあ、少なくとも私のいた場所は川岸で地盤が悪く、大阪の中では被害が多かったです。多くのビルのガラスが割れたり水道管破裂したり。震度4でこんなことある?)

実は11日深夜から引越先へ出かけて、13日夜9時に帰宅、家族でスパへ行って、深夜2時頃やっと横になったばかりでした。
投稿Do画で猫の動画をシェフと一緒に観ていたのですが、やっぱり眠いから寝ようと目をつぶった瞬間グラグラ来ました。
テレビから緊急地震情報が流れたのはほんの1秒くらい早いか同時かという感じ、不意に来ました。
阪神の時は空き地の地面に立っていたけど今回はベッドの上、だから横揺れが増幅して感じられたのかも。
後から思えば猫たちは全員寝ている場所にとどまっていましたから、大したことなかったのかも知れませんが、最近地震への備えを真剣に考え始めたシェフと私、やっぱり3月に来たか!南海トラフ、と思ったのも無理ないというものです。

揺れが収まってからヘルメット被って表へ出た時、今回最大の恐怖が。

テレビで鳴っていた「チャンチャン、チャンチャン」という緊急地震速報の音が、自治会のスピーカーから暗い夜空に鳴り響いていて、さらに音声で「ダイジシンデス ダイジシンデス」と繰り返し呼びかけているではありませんか。(震度3なのに?)
この音声は私が表へ出てから30秒くらいで消えましたが、こんな恐怖、生まれて初めての体験でした。
まかり間違えばPTSDになりそう...
阪神の時も東日本の時も、こういうシステムはなかったのだから、これからの日本人はこの余分な恐怖を体験することになるんです。
これまで何度も遠く離れた地方に緊急地震速報が出ていますが、その時そこの皆さんはこういう恐怖を味わっておられたのですね。
テレビで聞くのとリアルで頭上に響くのは全然緊迫感が違いますね。

阪神大震災の直後は揺れの最中の恐怖が消えた後は、心身ともに直ぐ平常に戻れたのですが、今回あの「チャンチャン」と「ダイジシンデス」の音声の呪縛がいつまでも響いて、手足の筋肉の震えがなかなか取れませんでした。
風邪を引きずっていたせいもあるかも知れませんが、高齢者や病人には危険なことです。
そのまま実際に津波、避難となっていたら、震災関連死にもなりかねない。
 
緊急地震速報の音や放送内容を今一度見直してみて欲しいと思います。
警戒、緊張は高めるが恐怖心を植え付けないように...難しいと思いますが。

不思議なのは、近所を見渡しても誰一人表に出て来てる人はなく、電気をつけた家もない。
みんな、目は覚めたもののそのまま寝ちゃったようです。何人かの人に聞いたら、やはりそうでした。
最近はテレビの電源を抜いたりして寝る家も多いだろうし、窓も閉め切ってる季節だから、「チャンチャン」「ダイジシンデス」の音も聞いてないのかも。

つまり、うちだけが人一倍の恐怖を味わった、ということみたいです。
ま、お蔭で次回からは免疫ができたかも。

生きているうちに必ずorきっと来る大地震、大津波、絶対生き延びる!

コメント(4)

私も 思えば 携帯で余計にドキドキしたような・・・ めったに鳴るものではないので 余計に恐怖心あおるのかもですね・・・
我が家は とりあえず水は買っておこうね って話になりました^^;

ronmamaさん
このところ次から次へとドキドキの連続で...
今までは何とか全部事なきを得て来ましたが、地震・津波が相手では運命という要素が大きいですね。
非常持ち出し袋とか全然準備してないです。
猫が持ち出せるかどうかしか考えてない...

こんばんは。
「ダイジシンデス」は、ちょっとすごいですね。
その最中、みんな感じてるときに……
だからどうしてください、みたいなことならわかりますが。
かえって恐怖を煽るような内容……必要なのでしょうか?

うちも、何も準備していません……
ねこたち連れていく方法……頭が痛いです。
みんなどこかのすみにもぐりこんでしまいそうです……

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このページは、mojuniが2014年3月16日 11:56に書いたブログ記事です。

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