そしてココ(99)の日でもあるんだー、と気づきました。
今朝、多分明け方、エメラルドグリーンのそれはそれは美しい目をした黒猫、ココが亡くなりました。
年齢は多分2歳と半年。
直接の死因はご飯が食べられなくなったための衰弱死ですが、FIVとFeLVが原因です。
だんだん痩せて来てはいましたが、先月中頃からさらに急速に痩せ始め、一度検査、点滴に行ったのです。
前にFIVのリカちゃんも同様なことがあって、その時は点滴の補液と抗生物質で持ち直し、今は丸々して元気になったから。
その頃はまだご飯はちゃんと食べていたのですが、やがて食べられなくなり、2度目の点滴に連れて行きました。
先生は「FIVとFeLV両方あるのでは難しいです」と言われたきり、結局その見立てが正しかったのですが、何とかしてやりたいと思うのは私自身の生への執着を断ち切れない煩悩のなせるワザ、ココにとっては苦しみを長引かせるだけの迷惑行為だったのかも知れない。
私も、食事が出来なくなって自然に死ぬのが生き物にとって一番幸せな死に方だと思うのです。
できればそっとしておいてやりたい、とは思うものの、ココが時々ヨロヨロ立ち上がり、用意してあるご飯の皿や水の入れ物をのぞき込み、口をつけそうになっては首を振って立ち去るという行動を何度かするのを見ると、本人はまだ生きたいと思っているじゃないか、それをこちらが諦めて放置するなんて出来ない、と考え直してしまうのが人情というもの。
そこでマグロの刺身をすりつぶしたものを持って行くと、ココはガブリと自力で食べようとしました。
でも飲み込めず口から落とす。
で、少しずつ手に取って口に入れてやり、顎を押さえて上を向かせていると、ほんの少しですが食べることが出来ました。
入院させてもらえば何とかなるんじゃないか、栄養を入れてもらうことが出来るんじゃないかと思いましたが、動物の場合、チューブや胃瘻などでの栄養補給はやらないとのこと、点滴セットを貰って、自宅で二日に一度250ccの補液をすることに。
ココが食べられない理由は口の中にありました。
食べられなくなった頃から口臭が出てきて、その時口の中を覗いてやればよかったのに、そこまで関わる気力も時間もなく、一度ミッチーオイルを口に垂らしてやったきり、じっくり口を開けて中を見てやることもしなかった。
先生も口を開けて見ることはせず、「これもFIVのための細菌感染でしょう」と言われました。
細菌感染だったら、それさえ治ればまた食べられるようになるじゃないか、私には強い味方、ミッチーオイルがあるじゃないか、と我に返った私は、まず濃いお茶でココの口を洗うことを決意。
生クリームの絞り出しとかマヨネーズ容器にする、先のとがったプラスチック容器にお茶を入れて、ココの口の横からお茶を注ぎ、ペットシーツを敷いた上にだらだら流し出して洗浄。
それまで白っぽいものが詰まっていた口の中がきれいになって舌や喉の状態が分かるようになりました。
口の横から舌を出していたココ、それは舌の横や下に大きな腫瘍が出来ていたからでした。
それが細菌感染で腫れているだけなのか、本当の腫瘍なのか、最初見た目では分からなかったのですが、触って見ると硬くしっかりしたものだったので、腫瘍だったのではないかと思います。
しかし、少し前まできれいな口をしていたココ、腫瘍がそんなに速く大きくなるはずはないから細菌感染の可能性も捨てきれない、と、諦めずに洗浄とミッチーオイル滴下を続けました。
そして流動食として卵の黄身にビタミンの錠剤を溶かしたものと少量の牛乳、猫缶の液などを加えたものを、口を開けさせてスプーンで直接喉へ垂らして与えました。
何とか流れ込んだり、ゴクンしたりして、3回ほどこの方法で食事を与えました。
食事の後、必ずお茶で口を洗い、ミッチーオイル。
昨日は朝点滴をした後に卵黄、そして昼と二回食事をさせて、夕べ遅く、お茶と卵黄を用意してココのところへ行くと、ココはもう荒い息をしていました。
肩で息をするようになるともう危ないと、家族から聞いていたので、もう口内洗浄も食事もやめて、ココの側に寝転んで静かに看取ってやろうと思いましたが、疲労困憊していた私はあっという間に眠りに落ち、目が覚めたのは朝6時過ぎ。
ココは手足を伸ばして冷たくなっていました。
栄養不良による死の場合、死後硬直は驚くほどすぐに始まる例を前に知っているし、体はまだしんから冷たくなっていなかったので、明け方に亡くなったのだと思われます。
眠っていて手も握ってやれなかったけど、真っ暗な部屋でたった一人ではなく、満月の光が差し、30cmほどのところに私がいたのでココも寂しくなかっただろうと思うしかありません。
一ヶ月ほども続いた真夏の長雨がやっと終わり、秋晴れの天気が戻って来た昨日今日、ココは清々しく旅立つことができたろうと思います。
引越やら何やらで忙しくバタバタしていた中での突然の看取り。
ココはそんな今日この頃の私の心にとても優しい足跡を残して行ってくれました。
この気持ちをずっと忘れずに生きたいと思います。

ココちゃんの ご冥福をお祈りしますm(_ _)m
mojuniさんも 心身とも おつかれさまでした。。。
ronmamaさん
ありがとうございます。
ココにとって「いい日旅立ち」となったのは神に感謝。
また忘れられない子が増えました。
ココちゃんのご冥福をお祈りします。
食べようとして食べられない姿を見るのは辛いものですね。
うちでもマドラースプーンで少しずつ食べさせていました。
おうちで、mojuniさんと一緒に……よかったなあと思います。
9月9日は、ずっとココちゃんの日ですね。
NEKO HOUSEさん
ありがとうございます。
今これまでで最高にバタバタしている生活で、ココにずっと付き添ってやることが出来ませんでしたが、
中秋の名月が見守ってくれたと思うとこれ以上にありがたいことはありません。
天涯孤独のココですが、美しい目と幸福な旅立ちは神様に愛された証拠です。