日曜深夜から昨夜まで引越先へ1泊で出かけていました。
深夜出発した時、こちらは濃霧注意報、次の日は引越先に濃霧注意報。
この辺り、5月頃にはよく霧が出るのですが、この季節っていうのは珍しいです。
飛行機は運休、高速は通行止めというアクシデント続きの日でしたが、下の道を行くぶんには何も問題ありませんでした。
引越先ではソメイヨシノと山桜以外の○○桜たちが咲き誇り、ユキヤナギも何本かの枝の先に小さい白い花が開き、コブシの蕾は大きくなり、フキノトウはもはや満開、もう紛れもなく春。
猫ハイツもほぼ完成、あと室内に猫たちの登れる棚を付けてやったり、隔離のための金網を張ったりという作業が残っていますが、申し分のない快適な住まいができました。
家ではなく獣舎なので水も電気もないのですが、十分人も住める部屋です。
FIV組、FeLVのリカちゃん、FIV+FeLV組などに部屋分けするのですが、トッピーは1人でないとケンカになるので、はて、どうしたものか。
リカちゃんの1人部屋にケージを置いて、時間差で内外交代するようにするか...
それと病気はないけどケンカばかりするゴローちゃんも隔離の必要がある...
最初にトッピーを一番乗りさせてやろうとしたのに、何故か室内に入りたがりません。
真新しい杉の木の匂いが猫は苦手なのかも。
暫くは隔離猫たちと一緒に寝泊まりして人間の匂いをつけてやろうと思います。
さて引越先に着いた日、昼近くにミカン畑を通ってお隣まで車で行く途中、突然車の進路を横切って、ミカン山の斜面を下から上へ、サルの大群が大移動!!
こちらの車に驚いて、ワラワラと身軽に道を横切り斜面を登って逃げて行きます。
まるでサファリパーク。
全体で50匹はいるだろうと思われる群れ、後で思えば動物園でよく見る顔の赤い醜いサルじゃなく、コアラのような茶色がかったモフモフの毛で、体も丸く小さい可愛いサルたちばかり。
サルの小学生の集団登下校か?
車道の真ん中には食べ散らかしたミカンが散らばっていました。
お隣に着いてその話をすると「他の人もサルが来ていると教えてくれたので、さっきサル脅しの空砲を撃ったんだけど」とのこと。
帰る途中もまた同じくらいの規模の群れが同じように下から上へ道路を横切るのに遭遇。
やはり小さめのかわいいサルばかり。
子供たちばかりで群れを作る習性があるのか?大人も混じっているとしたら、普通のニホンザルより小さくて可愛い種類?
上へ向かうということはうちの方へ行くということです。
どんなに可愛くてもサルはお断りなので、クラクション鳴らして脅しておきました。
猫の世話をしてくれるなら歓迎しますが。
次の日の早朝、敷地内を散策していると視界の先の木の枝が揺れて何やら声もするので、よく見るとサルが登っていました。
こっちに来られるとイヤなので、思いっきりドスのきいた犬の鳴き真似をしたら、枝から下りて姿を消しました。
やはりゴリラの着ぐるみを用意しなくては。
シェフは何年か前、もっと山の上の方でサルの一群と遭遇していますが、私は隣町で路地を歩いている一匹を見ただけ。
こんな大群の野生のサルを間近に見たのは生まれて初めてです。
今回はちょっと事情があって、何とこの私が4tnトラック(AT車)の運転に挑戦しました。
免許証には8tnまでOK、ということは4tn車に4tnの荷物を積んで運転することが出来るということだそうです。
8tnトラックに乗れるということではないそう。(いやいや、2tnでも乗るつもりはありません)
道路ではなく、工場の敷地のような人通りのない場所で。
「誰でも運転できますよ」と言ってくれたトラック屋さんの言葉通り、運転席が高くてミラーが沢山あって、前も横も足下もよく見渡せて、その点は普通車より余程安全だなあと知りました。
が、問題はお尻が見えないこと、こんな長い車体をバックさせたら絶対突っ込むに決まってる。
もう一つ大問題が。
それはブレーキの位置。
ハンドルの軸で左右に区切られた運転席の足下、ブレーキは右側にアクセルにぴったりくっついて設置されている。
右足でブレーキも踏まなきゃいけないと思うと、アクセルふかす時にも何故か力が入ってしまい、緊張しまくり。
そこで、窮屈な姿勢になるけど、両足を右側の空間に入れて、チマチマした動きながら左足ブレーキにしてみると、気持ちも落ち着き、何とか平常心で運転することが出来ました。
いつも左足ブレーキでスムーズ且つ臨機応変且つ燃費のいい運転をしている私、今更右足ブレーキには戻れないと再確認しました。
左足ブレーキ、何故みんなやらないのかと言うと、MT車からの伝統を引きずっている事以外に、左足ではうまく力の加減が出来ないから、らしいですね。
既に右足ブレーキで慣れている方には、却って危険かも知れないのでオススメしませんが、これから免許取る方は、もし左足が自由に使えて自分的に左足の方が自然だと思うなら、教習所を卒業したら躊躇なく左足ブレーキにすることをオススメします。
色々ネット上で論争もありますが、私は約10年14万km無事故、急ブレーキが必要な時でも冷や汗が出たことはありません。