こんまり様様

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昨日か一昨日テレビで見たこんまりさんの片付け術。
アメリカの人が「ビル・ゲイツ(だったかな)やスティーブ・ジョブズにも匹敵する偉大な人」と言っていましたが、そうかも知れないと思いました。

いつからそうなったのか、近所でも有名な「片付けられない人(というか夫婦?)」になってしまった私とシェフ。
断捨離とか色んな整理整頓のメソッドの話は気になっても、一度もやってみようという気になったことはありません。

それがこんまりさんの「ときめき整理収納法」というのに一瞬ではまりました。
公式サイト見てみると「床が見えないごちゃごちゃ部屋もホテルのスイートルームのように劇的に変える」と、まさに私のためにあるようなキャッチフレーズ。

今一生で一番整理整頓を必要としている時期に救世主のように現れてくれたこんまり様、ありがとうございます。

ただ今こんまり流で鋭意古着を整理中です。
服を手に持って「ときめく」かどうか、幸せな気持ちになれるかどうか、で捨てるか置いておくかを判断。
捨てると決めたら「ありがとう」と感謝して捨てる、という教えに従って捨てると不思議と罪悪感からも解放されます。
捨てると言っても汚れてないものは市役所がやってるリサイクルに持って行きます。
猫のおしっこの匂いがするもので状態の悪いものは悪いけど燃やすゴミに。(置きっぱなしにしてるとすぐやられちゃうんですよね)
洗濯して環境汚染まですることはないか、と。
それでも綿100のものは洗濯してウェイスにします。

30年ほど前、中国で写した大量の写真のネガとポジ.....
解放前の建物の残る古い胡同や自動車のまばらな天安門前の大通り、真っ青な真夏の青空と白い雲、自転車で走りながら夢中で写したもの、PM2.5など想像もしなかった時代(もっとも石炭燃やす冬場はやはり空気悪かった)...今や貴重な記録かも。
がっ、シェフとの相談で「捨てる!!」と決定。
でもこっそりネガは残しておきます。
いつか安く簡単にデジタル化できるようになるかも。

古びた缶箱を開けると亡くなった伯母が大事にとってあった戦時中からの手紙.....親兄弟間のものが殆どで、これはそれぞれの従兄弟たちに送って、捨てるなら彼らに捨てさせよう。
折角今日まで置いてあったもの、親たちの若き日の書簡を一度読んでおく価値はあるので。

しかし、いつか祖父母の椎葉時代を小説に書きたいという思いがずっとある私が資料として保管するべきか.....

ゴミとホコリの中でアクセクしながらも、ああ、今回私がここを去るに当たって、一つの、いや二つも三つもの時代が終わるんだなあ、と切ないような厳粛なような気持ちに浸っています。
やがて私の時代も終わるんだろうけど、誰が整理してくれるんだろう。
整理する人がいないので長生きさせて下さいなー。


コメント(2)

ときめき か~^^;
椎葉の本 予約しますから 書いてくださいね^^

ronmamaさん
世界中でこんまりさんに救われた人が大勢いるようですね。
これはもうキリスト級?
椎葉の本、中学生の頃から書きたいと思っていたんですよ~。
私しか書き残せる人いませんし。
朝の連ドラにぴったりです。
(でも連ドラ、レベル低いから映画にして欲しい)

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このページは、mojuniが2015年5月 5日 23:46に書いたブログ記事です。

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