昨日2015/10/20は私にとって一つの大きな区切りの1日でした。
その前夜10時頃、自宅から1kmほどのところのサークルKまで帰り着いて、そこでコーヒーと軽食を取った後、30分ほどのつもりで車内で寝たら6時前まで爆睡、お蔭でとっても快適な目覚めの1日となりました。
帰り着いて程なく日が昇ったので、リカちゃんたち隔離猫を日向ぼっこに出してやり、一晩中ケージで待っていたトッピーも外へ出してやって、爽やかな秋晴れの空と白い雲を見ながら運転席に座ってiPadで調べ物をしていたら、毎日欠かさずチェックしてたという訳ではないけど、ある懸案のデータが掲載されているのを発見。
それはこちら、大阪地裁の今年9月10日の判決文、及び画像。
実はごく少数の方にしかお話ししてなかったのですが、私は2013年7月から今年9月まで、1000匹猫イラストの内の上の一匹を繞って、著作権侵害訴訟を闘っていました。
厳密に言えば提訴したのは2014年6月ですが、それ以前から当事者間でのやりとりに多大な時間と労力を費やしていました。
イラストのページを閉鎖したのもこのためです。
こんな被害を再び被ってはたまらないからです。
私のような無名のイラストレーターにしてはおこがましい話ですし、生まれてこの方、他人と争ったことなど一度もない八方美人の私に、何がここまでさせたのか、判決文だけでは全然伝わりませんが、よくよくの事情があったのであろうとお察し下さい。
詳しくお話しするつもりにしていましたが、デリケートな問題ですので判決へのリンクを示すだけにします。
自分を褒めてやりたいのは、この分野におけるトップレベルの弁護士の先生にお願いできたこと。
紹介によらず自分の直感でいきなりお電話して、引き受けて頂けました。
これまでの人生で私は結構身の程をわきまえず物怖じもせず、道なきところに道をつけるという生き方をして来て、それが自分だけの力でやって来られたと思いがちでしたが、人の力をお借りして助けて頂くことの必要性、有り難さが生まれて初めて身に染みて分かりました。
そして何でも自分で出来ると思わず、周りの方々に心から感謝してお願いするということが当たり前のようにできるようになりました。
勝訴したとは言え、大きな犠牲を払わねばならなかった今回の裁判を通じて、人生における大切な事を学ぶことが出来ました。
全てに感謝しています。
ある意味被告に対しても。
彼らは私のイラストのファンとも言える人たちなのですから。
勝訴 おめでとうございます!
当たり前と言えば 当たり前のことのように思いますが・・・
やはり 専門家にお願いしないと できないこともありますよね^^;
おめでとうございます。
そしてお疲れさまでした。
ある意味、あたり前のことに、たいへんな労力と
精神的な負担がかかるというのは……
悲しいことでもあるような気がします。
(そういう事態を引き起こしてしまう人がいるということが)
その体験から学び、感謝しているという
mojuniさんの姿勢、心持ちに学びたいです。
ronmamaさん
ありがとうございます。
猫友の皆様にもご協力を仰いだこともあり、ご心配おかけ致しました。
エンブレム事件の蔭に私のような名も知れぬ被害者が大勢いるのが日本の現状です。
NEKO HOUSEさん
ありがとうございます。
実は前に裁判所のお手伝いのような仕事をしたことがあり、訴訟の敷居は低かったのです。
コツコツ1000匹のイラストを描いて、挙げ句の果てが侵害されて、
これじゃイラストなんて描かなかった方がマシじゃないのか、ともふと思ったりしましたが
貴重な体験をすることが出来、立派な先生と巡り会えたことは、やはり大きなプラスです。
自分のイラストを気に入ってくれたがためにこんな事になるのは複雑な気持ちです。
本当にもう二度とあって欲しくありません。