ミクちゃん安らかに

| コメント(5)
昨日23日夕方退院して家に連れて帰り、その後また用事で出かけ夜9時過ぎに帰宅したら、ミクちゃんはもう事切れていました。
2度目の入院、10日間、一旦良くなって退院できるか、というところまで行ったのですが、肺炎みたいな症状が出て入院継続、それが治ると今度は腎臓の数値が悪化...
今とても看病してやれる状態じゃないので、病院でずっと点滴を受けていて、そのまま死んでしまうことも覚悟していたのですが、昨日昼先生からお電話頂き、体温が下がって来たので今夜にも危ない、とのこと。
それならば夜無人になる病院ではなく、妹やジブリ兄ちゃんのいる部屋に連れて帰って、今夜は私が一緒に寝ようと思っていたのですが、辛いお別れはミクちゃんもいやだったのか、一人静かに逝きました。

連れて帰った時はもう起き上がれない状態だったので、布団の上に寝かせダウンコートをかけてやっていたら、何と自力で立ち上がり1m程ちゃんと歩いて病院通いのバッグの中に入り、奥の方にこちらを向いてスフィンクスのように横たわり、毅然とした顔で私やみんなを見ました。

そして3時間後、バッグの入り口のところで俯せになり、ほんの少し透明な液を吐いて、やや硬直が始まっていました。
ガリガリに衰弱して死んだら、直後から硬直するものなので、体はまだ温かく、冷たくなるまで、死を納得出来るまで抱いていたいと思いましたが、それも悲しいので、たまたま昨日買い物を入れて持って帰った段ボールがピッタリだったのでそれに納棺。


引越先の猫御殿に快適な部屋が出来ているというのに一度も連れて行ってやれなかったのが悔やまれます。

3年前の10月、フサフサのゴージャス三毛だったミクちゃん。

miku20121002.jpg

この屋上があった猫の館も、この敷物も今はありません。




コメント(5)

こんばんは。
ミクちゃんのご冥福をお祈りします。
腎臓で痩せてしまって、ガリガリになって……
見ているの辛いですよね。
でもそれが一緒に生きる責任というか、家族というか……

お写真とコメント、時間のなかで、猫も人も家や物も
変化していかざる得ないですね。
我が家の猫も、少しずつ先に行って、いちばん数が
多かったときに比べると……幾分寂しくなりました……

たびたび……また↑、へんな書き方になってしまってすみません。
ミクちゃんの姿に重なったこがいて……
精一杯病気と闘ったミクちゃん。最後までその姿を見せてくれたことで
幸せな日々だったと伝えてくれているような気がします。

NEKO HOUSEさん
3年前まであんなにピチピチしていたミクちゃんが急に痩せ始めて...
猫の腎臓を守る特効薬が生まれないものでしょうかねえ。
最期の瞬間まで凛としていられる猫ってホントにスゴイと思います。
自分もそうありたいですが、ジタバタしそうで、恥ずかしいです。

ミクちゃんのご冥福をお祈りします。。。

ronmamaさん
ミクちゃん、とても凛としていて、そして安らかだったと思います。
その後妹のミミちゃんがとても寂しがり屋になったのが不憫です。

コメントする

このブログ記事について

このページは、mojuniが2015年10月24日 00:24に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「打ち明け話」です。

次のブログ記事は「初左ハンドル」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2015年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別 アーカイブ

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.261