2016年8月アーカイブ

チブリのこと

| コメント(2)
チブリが来たのは7/9、もらわれて行ったのは8/19、一緒にいたのは1ヶ月と10日ほどでしたが、しっかり情が移ってしまった...
暫くは日に何度もチブリ、チブリと呼んでみたり...

ここにいたら必ずご飯もらえるから、と言い含められ、玄関横の冷凍庫の上に座らせられて、そのまま何時間経ったのか、私が発見するまでじっと動かずにいた、状況判断力抜群のコ。

保護して数日は「誰かもらってくれないかなー」という気持ちがありましたが、すぐに目に入れても痛くない子供になってしまって。

以前、メリーちゃんという長毛の美猫をもらってくれた引越先のお隣さん、メリーちゃんが意外にも妊娠していて、5匹の仔猫を産み、うち2匹が売れ残っていたのですが、メリーちゃんとお姉ちゃんが行方不明になり、たった1匹になったのが寂しそうだから、仔猫の出物はないか?との連絡を頂いて、シェフが私に相談もなく「ちょうど可愛い盛りのがおりまっせ」なんて返事してしまったのです。

まあ、外ならぬメリーちゃんの娘のお友達に、ということならしかたなく、泣く泣く先ずはお試しのために18日にチブリを連れて行ったのです。

初めて高速を3時間ほど、時々どつく怖いトッピー兄ちゃんと一緒に、チブリはとっても大人しく聞き分けよく後部座席に座って移動しました。
今まで大勢のお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に楽しく庭を走り回っていたのに、何故自分1人だけ車に乗せられたのか、思えばこの時チブリはすでに運命を察していたのだと思います。

引越先に夕方着いて、美しい月が昇った夜、私が月を見ながら真夜中の庭を歩くとチョコチョコと足下に纏わり付いて離れなかった。
小屋の中ではくつろいでぐっすり眠り、爽やかな夏空となった次の日、お隣さんご夫婦が見えた時、チブリは最初隠れました。
この時、決定的に理解したのだと思います。
暫くしてお隣の奥さんが呼んだら寄って来て、抱かれました。
そして逃走防止のためキャリーバッグに入れ、私も付き添って先輩お姉ちゃんとの初対面の儀に向かったのです。

お隣のお宅はとても気持ちのいいお部屋で、何とチブリは普通の猫のように警戒してクンクン様子を伺う事も全くなく、すぐにストーブ横にゴロゴロ置いてあるカボチャだか瓜だかの間でゴロンと横になりまったり。
お姉ちゃん猫はとっても美人でおしとやかな長毛さんで、初対面の時、どっちもフーシャー言わず、黙って鼻先をくっつけ、お姉ちゃんはすぐにどっかへ隠れてしまいましたが、フーシャー言わないというのも珍しい。
あー、こりゃもう安心だ、ということで、今月中くらいは外へ出さない方がいいとか、トイレや水についてのお願いをして、暫くして私が帰る時にはもう家の中を我が物顔に探検していたので、声を掛けずに帰りました。

その日の夜様子見に訪ねたら、出迎えてくれたご主人の足下から声を聞きつけたチブリが。
そして私と目が一瞬合ったその瞬間のチブリの表情が今も目に焼き付いています。
猫があんな顔、あんな目をするなんて。
▽目になって、視線をやや反らして、飛びつきたい気持ちを必死で押さえてるという表情。
「ママー」と言って抱きつきたいけど、そんなことしたら後で新しい継母にぶたれるのでは?と躊躇してる?
もう養子に出されたんだから、ママに甘えてはならないんだ、と自分で納得しようとしている?
とにかく、ホントに猫とは思えない複雑な心理を読み取れてしまう何とも言えない表情。
後から思い出して何日も涙涙。

ホントは「チッ、折角清潔で気持ちのいい家に来てよかったと思ったのに、また連れ戻しに来たのかよ~」という気持ちだったりして?

その次の日の夜、チブリのために缶詰を持ってまた会いに入ったら、あいにくお留守、網戸になっていて玄関の私の声が聞こえた瞬間、家の中でゴトッと音がして「ニャーー」とか細い声。
網戸にしがみついて外へ出たがっている様子。
破いては大変なので、心を鬼にしてそのまま呼びかけずに帰りました。涙。


こちらへ帰ってからメールで様子をお聞きすると、「人なつこくてみんなに可愛がられています」とのこと。

ホッとしました。
引越したらまたいつでも会えるんだけど、お隣との間には結構車の多い道路があり、チブリが行き来するようになるとちょっと心配。

チブリ、不思議な可愛い猫。
ゴローちゃんのようなハンサム(イケメンなんて言葉口が裂けても言いたくない感覚)になるでしょう。

chibli20160807.jpg

チブリをうちに置いていったであろうと思われるご近所の方からも、もらってくれたお隣さんからも、不思議に申し合わせたかのように家庭菜園で取れた小玉スイカを頂きました。
大好物のスイカと大好きなチブリ。
一夏の切ない思い出。



チブリ、涙の別れ

| コメント(4)
猛暑が続きますが、甘酒と梅シロップのお蔭で元気にしています。
忙しくて更新できない日が続いたので、取り急ぎご報告を。

8/18、満月(正確には十六夜)の真夜中、引越先でのこと、今まで見た中で一番美しい月の光の降り注ぐ下で、トッピー、チブリと一緒に庭に出ていて、夢のように神秘的な光景を見ました。
それについてはまたいつか。
その明くる日、19日朝、お隣さんのご夫婦がチブリを迎えに来て、チブリはさらわれてもらわれて行きました ToT

続きはまた今度。

俄然やる気?

| コメント(4)
8月に入ってからというもの、あまりの猛暑に生活ガタガタ、日中はゴロゴロして過ごし、朝ご飯は昼過ぎ、晩ご飯は真夜中、起きている間は猫、犬、カメの世話だけでやっとこさ、という日々を過ごしていましたが、何故かお盆の13日になって突然大車輪の毎日、懸案の仕事をかなり片付けました。

まず昨日、起き抜けに2階のエアコンの水漏れ問題を根本?解決。
室内の大型ゴミ箱にドレナージしていた排水をエアコンのすぐ横の窓の外へ誘導。
排水が思いの外大量に溜まるので、2日に一回は掬って捨てなくてはならず、これではおちおち引越先へも行けない状態でしたが、これで安心。

序でに2階に何年も、というか何十年も畳んで置いてあった2.5m四方はあるかと思うムートンの敷物を窓から放り投げ地面に落として、軽トラの荷台に広げて天日干し。
昨日は一日中表を、今日は半日裏、半日また表を日に当て、明日も晴ならもう一日干そう。
バブルの頃家族が勧められるままに買ったであろうもので、もう重くて重くて広げるのもしまうのも大変。
おまけにこの上に猫たちがゲロしたりオシッコしたりしたら目も充てられない。
仮に猫のいない部屋で使うとしてもこまめで徹底的な掃除が不可欠。
砂漠の民ならともかく日本の生活にこんな絨毯は全くもって不向きですね。
ノミ、ダニのいない、夏でも寒い地域の方にもらって頂ければいいんですが、荷造りが大変なので引き取りに来て貰わねば、なんて考えてるととてもとても処分に困る代物です。
きっと何十万もしたんだろうに。

更にまた2階の窓の手すりから遮光ネットを屋根~軒~地面にまで垂らし、真下の水漏れしたリカちゃんの部屋の南側に涼しい日陰を作りました。
風の殆ど通らない部屋に閉め込まれているリカちゃんが可愛そうでたまらなかったのですが、今このブログをその部屋で書いていますが、かなり快適な部屋になりました。

そんなこんなで昨日は頭から泥とホコリと汗にまみれたので、暗くなってから庭に水撒きした序でに頭から水を被りました。
ゴローちゃんを風呂場に隔離しているのでシャワーもままならない地獄のような夏。
ゴローちゃんが何故隔離されるのかと言うと、病気になったためではなく、フーちゃんを目の敵にして夜中に大ゲンカ、結局個室に隔離するしかなくなったのです。
問題児ゴロー。


で今日はこれまた懸案の冷凍庫の掃除。
スイッチOFFにして3日がかりでやっと底まで氷や霜が溶けたので中身を全部出してオスバンで消毒洗浄。
冷凍庫、同じものがもう一つあるのですが近々これも整理しなくては。


あ、12日の流星群、空は雲1つなく晴れていたのですが、30分近く立っていてもたった3コしか見られませんでした。
流れ星を遙かに凌ぐ蚊の大群に襲われて諦めて部屋に入りましたTT 

あ、それから悲報が。
チブリがもらわれて行くことになりそうですTT





カメにカニ?!

| コメント(2)
昨日昼頃、カメのミッチーさんの水を替えてやろうとしてビックリ。
5cm位の赤いカニが1匹、タライの中に入っているではありませんか!!
うちの前には田んぼに水を送る農業用水、と言っても田植えの頃だけ水を流す小さな溝に過ぎないものがありますが、カニ、確かに庭に時々出没しています。
しかしタライの縁の高さは30cm以上あるし、上には金網を被せてあるのに。

もしかしてミッチーの餌にされては可愛そうなので掴んで出してやりました。


天井からの水漏れは何とか見事ストップしています。
また漏ってくる前に引っ越すとしよう^^;;


昨日は予定通り寝たきり犬とチブリを病院へ。
チブリはウイルスどちらもマイナスでした。
カゴに入れて犬と一緒に車(軽トラ)に乗せたのですが、車内ではとっても大人しくして、病院へ着いてからもホントにイイ子にしていました。




家内水害との格闘

| コメント(4)
2階のエアコンからの水漏れ...
時々止まったりもするけど、またどっと落ちて来たり、そして最悪なことに漏れる範囲も広がって来て、引越に持っていく布団とか洋服とかを積み上げてある上にまで浸食、更にはパソコンを置いてある場所にまで広がりかねない様相。

何年ぶりかでフィルターとかゴミポケットの掃除とかしてみましたが、自分でお掃除する機能付なので大してホコリもついてなかったです。
ドレーンのホースの付け根のとこが詰まったか外れたか、だと思うのですが、室内機を分解する訳にいかず、屋根の上に出て外部を点検する訳にもいかず。
つけてくれた電気屋さんはもうご高齢だし、この時期大手電気店に修理を頼むのは高くつきそう、それにもうひと月も暮らす訳じゃなし...で、付け焼き刃で何とかすることにしました。

エアコンと壁の隙間に薄いアクリル板を差し込むと、それを伝って何とか漏れてる水の90%ほどをドレナージ出来て、真下に大きなゴミ分別容器を置き、そこに水を溜めることに成功。

これで下の部屋の水漏れもなくなるか、と期待したのですが、まだ少しポトポト。
でも部屋の隅の方1ヶ所に封じ込めることが出来たようで、まあこれでやり過ごすことにします。

この大変な作業をやったのは昨夜(3日夜)のこと、2日は東京からの来客、3日昼は測量屋さんが来たり、二日連続でバタバタ。
で、昨日午後遅くになって最高齢猫とクリちゃんを病院へ。
高齢猫さんは血液検査で健康診断、クリちゃんは最近とみに動きが鈍くなってちょっとした段差も随分考えないと上り下り出来なくなったので関節炎では、と。

結果、高齢猫さんは特段の異常はなく、目が汚いとかヨダレがひどいのはFIVの影響だろうとのこと、点滴、抗生物質、目薬という処置ですみました。

クリちゃんの方は、関節炎かどうかを診断する検査法は特になく、よほど進んでいる場合はレントゲンで診断するくらいしかないとのこと、全身触診してみて頂いた結果では関節炎というより、ひょっとしたら目が見えないのでは、という思いがけない診断。

全く見えないこともないが、もしかしたら視力がかなり悪いのかも知れないらしい。
目と目を合わせてお話出来てると思っていましたが。

まあクリちゃんには特に何の処置もなしで再診料の500円、高齢猫さんは念のため白血病のウイルス検査も込みで18,000程にTT


カメのミッチーはカメの餌と犬の残した食パン、キャットフードの残りなどをとってもよく食べ、このところの猛暑の日中も水に浸かって過ごす羨ましいようなリゾート生活。

明日は寝たきり犬の褥瘡のガーゼ交換に、チブリも連れて行ってウイルス検査してもらいます。



このアーカイブについて

このページには、2016年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年7月です。

次のアーカイブは2016年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2016年9月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

月別 アーカイブ

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.261